7号零戦 EⅡ-147 号

去年の11月から制作していた7機目のゼロ戦がやっと完成しました

お正月にいじりたくて一生懸命に年末仕事をしたかいがあり、1月中旬には大方の制作は終わっていたのですが手直しをするために、パーツを取り寄せたりして今日完成写真を撮影しましたので、お見せいたします

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                        零戦21型 EⅡ-147号

この機体はタミヤ 1/32 零戦21型をベースにした、通算7機目の零戦です。
(私はスケールをばらばらにするのはリアル感がなくなるために、1/32と1/72 のモデルしか制作しない方針でいます)

6号機までは昭和19年のラバウル トベラ基地で活躍した、海軍253航空隊のモデルでしたが今回からは零戦本来の航空母艦での運用機を制作します。

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                         第5航空戦隊 瑞鶴搭載機

昭和17年5月 真珠湾から始まった作戦で、勝利を収めた日本軍は赤道を越えてオーストラリア北方のニューギニアを占領しました。そして次の攻撃目標にポートモレスビーを選んでMO作戦を開始します。

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                   胴体の2本の白線は瑞鶴搭載機を表しています

上陸部隊を掩護する小型空母「祥鳳」と第5航空戦隊の「翔鶴」と「瑞鶴」は別行動をしましたが祥鳳はアメリカの2隻の空母「ヨークタウン」「レキシントン」からの攻撃を受けて沈没

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                  垂直尾翼のEは5航戦 Ⅱは二番艦「瑞鶴」を現しています

翌日日米それぞれ2隻の航空母艦は史上初となる航空母艦同士の海戦に望みました。珊瑚海海戦です。

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                   コクピットの様子  白い線と青いガラスは照準器です

アメリカの空母「レキシントン」一隻を撃沈、「ヨークタウン」を中破させ戦闘不能にしましたが日本側も翔鶴が3発の直撃弾を浴びて中破。航空機の発着が不能になりましたが瑞鶴は直衛隊の零戦の活躍とスコールに助けられ無傷でした・・・

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                       零戦本来の灰白色の機体は美しい

確かに瑞鶴は後の海戦でも撃沈されるまで被害を受けない幸運艦でしたが、航空機の損害は全滅に近い半数の未帰還機を出してしまい、開戦以来最大の被害を出した戦いになったのです。
空母の直掩隊としてアメリカの攻撃機から瑞鶴を守り抜いた岩本徹三上飛曹が、いなくなった仲間の部屋を見て、悲しいと嘆いていた記述が印象的でした。

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                  7号零戦では塗装のはがれ表現と銃創表現に挑戦しました


この海戦の一カ月後の6月に山本五十六長官が太平洋戦争の早期講和を目指して発動したミッドウェイ攻略作戦で、航空母艦4隻を一挙に失うミッドウェイ海戦が起こりました。

今回は珊瑚海海戦時に艦隊直掩隊として活躍した岩本小隊の三機を再現することにしました。
その最初の機体として3番機の EⅡ-147号機を制作したのですが147と言う数字は架空です。

設定としては最初の攻撃隊から艦隊を守った後、燃料と弾薬を補給するためにスコールで揺れる航空母艦に神業のように着艦をした時の様子をイメージしています。

この頃の日本海軍のパイロットの技量は世界的にも高く、こんな実力を持った第5航空戦隊のパイロットでも赤城や飛龍のような第1、第2航空戦隊より技量が劣っていると言われていました。
後に200機以上の撃墜記録を打ち立てた岩本徹三少尉達の技量が悪いのではなく、赤城や飛龍のパイロットたちの技量が高すぎていたのでしょう

そのような訳で今後は岩本小隊の二番機 EⅡ-111号機を制作する予定です。

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